| ■介錯人
| | | 何度か日記で書いた派遣の子ですが、 上のエライ人にその処遇をお任せすることになりました。
しばらく一緒に作業を進めてみて、あまりに基本的なところから伝えなくてはならないことが多く、またミスも多く、言われなければやらないといった姿勢も目に付き。 そのフォローに私の負担も増えてきて。 ちょっとこれは、余裕の無いときは仕事を任せられないなぁ、 といった話を、上司にぼやき半分、助言を求める気持ち半分で話しました。 すると「それは問題だね」と、もっとエライ人のところへと報告する運びに。 そしてその場でバッサリと決定がなされました。
こんなにも簡単に人は切られるのか、と半ば唖然としました。 そしてそれが派遣と正社員の違いなのか、ともようやく理解しました。 私は図らずも他人の首を切ってしまったことになります。 そしてとっても他人事ではない。
今まで自分の首が繋がってきた裏で、すぐ上の上司(今回私が話をした人)が相当庇ってきてくれたのでは、と思います。 その上司を見習っているつもりだったのに、私は派遣のその子を助けられなかった。 それにいくら友達感覚でも、職場で目上の人間に他人の評価を告げることが、イコールこういう事態に繋がるという考えが全然足りていませんでした。 自己嫌悪。
せめてこれからは彼女の分まで頑張ることくらいしかできませんが。 今まで作業を手伝ってきてもらって、とても助かっていたことも事実。 今更ながら戻ってきてほしい気持ちもあり。 これからまた全部一人で作業を抱えるのかと思うと、あのラクチンさを経験した後では、ちと辛い・・・
身から出たサビ 口は災いの元 人を呪わば穴二つ(ちょと違う)・・・ いろいろな言葉が今、頭の中を巡っています。
| 2006/06/24 |
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