身長:174cm
体重:62kg
多分関西地方の真ん中あたりの出身。阪神系の関西弁(の、つもりで…)。
父親は2部上場企業の取締役社長、母親は名フルート奏者(現在引退済)。因みにオカンは関東人。
少々特殊な家庭環境。両親は“互いの契約に基づいた結婚”。それぞれの目的にのみ邁進しております。
故に、オカンは旧姓を名乗り続けておったりとかいう無駄設定が。
で、契約の一環が「最初の子供は夫に、次の子供は妻に」。兄弟は産まれた時から人生の方向性を決定づけられて育つ。
兄は父の後を継ぐ為。弟は母の夢の為。
週に一度、両親は「ミーティング」としか云い様のない家族の時間(一緒にご飯でも食べてるらしいですよ)を設けており、兄弟は互いの近況やら情報やらを交換していたらしい。
兄は「世間慣れ」が半ば必須条件(人心を掌握出来る様にねー)で有るからか、それなりに奔放な少年時代を過ごせた様だが、弟は全くそうは行かず、まさに「がんじがらめ」だった。
そんな家庭環境のお陰様で、「僕がお兄ちゃんなんだから!」と、兄は少々お節介焼きに。
現在遠く離れて生活をしている弟に、週1で電話しているマメなヒト。弟的には嬉しさ2割放っといて5割スンマセン2割他1割。
俺は良いからヨメをちゃんと庇いやー。
さておき、そんな「このまま行ったら全くツマラン人生」に一石どころか五石位投じちゃったのが、オカンの所でフルートを学んでいた、司馬の雅孝オニイサン。
品行方正で練習熱心。オカンの信頼と期待も厚かった。事実彼にはそれだけの才能もあった。
幼少期紅谷にとっても、物心着く前から知っている、真面目だしフルート旨いしカッコいい、まさに二人目のお兄ちゃん。
ところがどっこいそれは超が付く程表の顔!
なんとお兄ちゃんは一通りの犯罪に手を染め掛かった変な人だった!(えー) いや犯罪は云い過ぎだけど。
面白味のなかった紅谷が、まったく味気ない中学生になった頃(因みに小中と私立の音楽系男子校です)、オカンの目の届かない所で、こそこそこそーり人生のイロハを吹き込んでいった司馬兄さん。
つまるところ、今の紅谷の全てはこの男が元凶です。
しかし、そんな司馬兄さんのお陰様で問題意識を持った紅谷君。高校進学時、ついにヒトツの決意を固めます。
ひとまず環境からの脱却を図る為、「遠方で寮が有ってそこそこ進学校且つ音楽もちゃんとやれそうな所(「そこそこ」から以下は大体オカン対策)」をサーチ。オカンを(司馬がこそーり協力しつつ)説き伏せ、なんとか現在に至ります。
因みに、オカンから関西弁禁止令が出されていたので(なんかオカン、関西弁嫌いらしいですヨ)、お陰様で紅谷、2カ国語取得のバイリン(違)。
更に因みに、兄の名は「誠史朗」。「微妙」以外の何物でもないネーミングセンス(というより寧ろ漢字の当てはめ方か?)を誇る名付け親(父方祖父)は、兄弟が物心付く前に死亡している為、文句は欠片も云わせて貰えなかったらしい。
ひょとして、今までで一番、それなりに過去を考えたキャラかもしらんですつーか長っ。
お陰様で、読み返してみても、我ながらかなり遊びすぎだなぁと。うわー。 |