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形を成し始めたひとつの確信
貫石和真 高等部 2−J 吹奏楽部 トランペット
(一連のやりとりを見て、ショータが)
「あはははは、あとりちゃんは本気で寝ぼけモードだなー(笑)」
……。(押しつけられた水筒とおやつを見つめながら苦笑めいた表情をしている)
「でもまぁ、直々のご指名ですよ、『ぬっきーおやつ隊長』殿?(にやり)」
……。(照れ笑いと言うよりは、やはり苦笑に近い顔をみんなに向ける)
「…なんだよもっと喜べよー(笑)。 そりゃ寝ぼけて絡まれたら嬉しさ半減だろうけどもー(笑)」
(ちら、とコージくんの方を見てから)……いや、だから、そういうことを、こんな場所で……(苦笑)。
…でも、うん、行徳さんは電車の中でみんなに食べてほしいみたいだし、俺が責任持って配分しよう。
「なんだよ! 結局乗り気なのかよ!(笑)」
(そうして笑いと共に話題が流れたのを確認してから、ふと耽って、心内で)
…ずっと…気になってはいたんだ……。
(ふにふにと船を漕ぐあとりちゃんを見詰めるとはなく眺めて)……去年の夏休みから……。
(もう一度、今度はしっかりと、同じく眠たそうにしているコージくんに視線を移して)
…お兄さんも移動中は寝るつもりみたいだから、…自由行動になってすぐに、直接訊いてみるかな……。
ぬっきーのオトコ度が上がるイベントになるやも(ぇー
[本体:淡 楓]
8/6 02:00