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無鉄砲で無思慮で無茶な無敵くん
無敵鉄裁 高等部 1−J
(藍の言を聞いて)
あぁ、確かになー。そうかもしんねぇな。うんうん、危ねぇ危ねぇ。
(瀬音の言を聞いて)
ん〜、建造物倒壊に爆発ねぇ。
ま、んなこたここでくっ喋っててもわからねぇな。
瀬音の言うとおりかもしんねーしそうじゃないかもしんねー。
俺は本能的に9・11みてぇに何かが突っ込んだって思っただけだし。
でもよ、遠くから見るだけじゃぁ何が起こったかわからねぇだろうってこたぁわかる。
(瀬音に)俺は“原因探る”っつったろ?
被害を見にきただけじゃねぇんだ。
ま、そーゆーこった、お二人さん。
安全策のご提案は嬉しいけどよ、モタモタしてたら人が来て封鎖されちまうかも、だろ。
つーわけで俺とリューは行くぜ。
どうせ式フケてこんなとこに突っ立ってる時点で
“誉められたものじゃない”し、こーいうことにゃ目がないからな、俺らは。
な、リュー?(肩にポンと手を置いてケケケ、と笑う)
さて、とは言ったものの落ちてきた瓦礫の下敷きってのはゴメンだぜ。
よし。下敷きになる前に教室内に突入すっか!(ケケケ)
(前に進もうとしたその時、校舎中の粉塵の中から黄緑色の光がチカッと光る)
ん、何だ? 〔……人影?〕
おい! 中に誰かいるぞ!!
(叫んで、人影に向かって駆け出す)
面白い展開になってきました〜
[本体:森陽]
6/17 00:27